2010-07-15

洞爺はどうや?「N-lab CAMP in 洞爺湖」by eri

洞爺キャンプお疲れ様です。

あっという間に、月日は流れてしまい。
遅くなってしまいましたね。


さて、1泊2日間は私にとってかなり今までないくらい
面白いキャンプとなりました。
理由としては、「慣れ親しんだ青年の家に、今まで行ったことない
人たちと一緒に行った」ということでしょうか。
みなさんが、登山でワイワイと楽しんでいる姿や
「自然っていいね!」ってどこからか自然と言葉にでてきたり
テレビみたい!!って言ってみたり(笑

すべてのことが私にとっては新鮮で、良い時間でした。


「N-lab、本当に個性豊か。」と、みんなと話していて
感じました。これからも、一人一人バランスを保ちながら
良い感じで切磋琢磨していきたいものです。

また、ぜひ合宿しましょう。
次は、東京かしら。

本当に、お疲れ様でした!!!


最後に、私の未来像は。
「私は私のままでいる。」

です。

石川恵理

2010-07-13

写真で見る洞爺合宿!

遅れましたが洞爺合宿の写真たちをアップします!
すばらしいショットをありがとう!
シミボーとなつに感謝です。



Photo by shimibo




Photo by natsumi













2010-07-07

Social Action:行動すること

Nariです。投稿が遅れました。ごめんなさい。

さてさて、洞爺のキャンプもあっという間。
でも、みんなとの充実した時間を過ごせて嬉しかったです。
あーゆう時間は大切だと改めて思いました。

キャンプのコーディネートをしてくれたエリ、
会議のファシリテーションをしてくれたシミボー、
参加してくれた、SHOくん、えんちゃん、よしろー、なつ、
どうもありがとう!

次回の企画が楽しみです。

ひとまず感謝まで。
Thanks for everyone!!



ここからは下は、NLab MTGのまとめと反省(FB。
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Who is Nari Miyoshi?(当日のプレゼンを少しバージョンアップした。)



僕が想い描く未来像。
それは、Innovative(革新的)でCreativity(創造性)溢れる、
Humanity(人間味)ある社会(Society)を創っていくこと。
そのために必要なアクション(Social Action)を起こすこと、
これが僕ら未来を担う若者たちのミッションだと思う。


じゃ、InnovativeでCreativity溢れ、Humanityある社会とは一体どんな世界(社会)なんだ?
そこで、僕が想い描く世界観、未来へのビジョンを少し書きたい。




イノベーティブな社会=現状に甘んじず、変化を生む社会

Innovation(革新)はこれまで世界を大きく変えてきたことは自明だ。
みんなもよく知っているアップルはiMacによってコンピューターを、
iPodによって音楽を、そして、iPhoneによって携帯の世界を大きく変えてきた。


みんなが毎日のように使っているネットの世界はどうだろう。
今からたった19年前の1991年、WWW(いわゆるWEB)の誕生によって
インターネットが生まれ、1998年にはGoogleが誕生。
「世界中のあらゆる情報を整理する」という壮大なビジョンを持つこの巨人は、
検索という技術だけで、インターネットの世界を大きく変えてしまった。
彼らの革命は、現在進行形だ。


もう少し時代を遡ってみよう。
今から100年くらい前、バイオリニストでもあり、特許庁の職員であった
一人の男がとんでもないことやってしまった。
世紀の大発見と呼ばれるものだ。


彼らの名は”アルベルト・アインシュタイン
誰でも顔くらいは知っているはずだ。


その発見は一般には「E=mc2」として知られているけど、本当は特殊相対性理論と
一般相対性理論という物理学において非常に重要な二つの理論を導いた。
それはいいとしても、この発見がなければ僕らの現在の生活はなかったかもしれない。
みんなが持っている時計は、この理論によって正確に時を刻んでいるし、
飛行機やロケットも彼の理論を元に設計され、運行されている。


ここまで簡単に3つの大きなイノベーションを紹介したが、何か気づいただろうか?
そう、彼らに共通するのは時代の「常識」に囚われず、その壁を取り払ってきたこと。
常にDefy Gravity(重力に逆らって)していることだ。

何かを変えていくには、今当たり前と思っていることを「非常識」として捉える目を持つことが必要だ。
彼らはそうやって世界を変えてきたし、それによって世界は大きな恩恵を受けてきた。


世の中には普遍的なことと常に変化していくことがある。
でも、常識=普遍ではない。
非常識と思われる考えにも普遍性を兼ね備えていることも多々ある。(アインシュタインの発見のように)


じゃどうすればイノベーションが生まれるか。
まずは一度、自分たちの常識を否定してみることだろう。
そして、その非常識から生まれる新しいアイデアを否定しないことだ。
さらに、アイデアが実現できる環境が必要だとおもう。
イノベーションには環境が大きな影響を与えるファクター(要因)になる。
ここでいう環境は自然環境ではない。
人々の考え方、お金や人材(能力)の動きなど、
イノベーションを生むだけのリソースを揃える必要がある。

今の日本に、北海道に、札幌にそれだけのポテンシャルを秘めたリソースはあるだろうか。

僕はイノベーションが生まれることができる社会、そのための環境を創っていきたい。
その前に、自らがリスクを追いながらイノベーションを起こす必要性を感じる。
小さな変化も世界を変える力になる。そう強く思う。




クリエイティブな社会=驚きと感動が溢れる社会
クリエイティブとはなんだ?
なんでクリエイティブなんだ?
そう思うだろう。

自分も最初、クリエイティブなんて言葉さえ知らなかったし、
地元の写真展とか、クラシックのコンサートにはよく行ってたけど、
それがアートなのかクリエイティブなのかなんてどうでもよかった。
でも、大学に入り、大学と社会の隔たりと閉塞感に息が詰まりそうになっていたとき、
それを吹き飛ばす起爆剤になってくれたのがtheaterI'mのミュージカルだった。
彼らの情熱とその行動力に圧倒されたことを今でも鮮明に覚えている。

これがアートか!、クリエイティブの力はここにあるのか!と気づいた瞬間だ。

このパワーは本当に凄い!人の心に訴える力があるし、社会を変える力を秘めていいる。
クリエイター、表現者たちの考え方に驚きつつも感動した。
もっとこゆう考え方が世の中に広まればいいとおもう。
だれもがクリエイターじゃないけど、誰でも創造性を秘めている。
それが、だんだん大人になっていくにつれて失われていく社会は決していいとは言えない。

クリエイティブを一言で説明するのは本当に難しい。
大きく言えば創造する力とも言えるし、何かを創る力だろう。

前述した、イノベーターたちもクリエイターである。
彼らは創造力(Creativity)をフルに働かせてイノベーションを起こした。

この国に生きる人々にこの力がどれほどあるだろう?
テストの為だけに勉強するという教育システムにおいて、
どれほどの創造力が養われるのだろうか?

まずは、創造性が養われる社会システムにする必要がある。
脳科学者の茂木健一郎の言葉を引用すると「もう日本というOSは時代遅れ」
次世代のOSが求められている時だ。

誰がそのOSを創るのか?
今の大人に未来のOSを開発するだけの力があるだろうか?
クリエイティビー溢れる社会は、誰がどんなOSを創るかにかかっている。
古いOSをツギハギしながら使うのはもう御免だ。

すべてを刷新して一からプログラムし直す時が来ていると思う。
これこそが、未来を担う僕らのクリエイティブミッションだろう。



ヒューマニティーな社会=人と地球にやさしい社会

最後は、人間味のある社会の実現だ。

僕の父親は、製鉄所の機械などを設計するエンジニアだ。
表向きは仕事を継ぐつもりでいたけれど、ドラフターと大量の紙に紛れ、
バカでかいマシン(昔のコンピュータはとにかくでかい)に向って、
無機質な線で埋め尽くされた画面と何十時間と向きあう姿を見ながら、
こんな機械人間にはなりたくないと本心は思っていたらしい。
栄養学を志した根底にある考えは、人と地球という生態系をより良く知りたかったからだ。
特に僕が興味をもっていた臨床栄養学という分野は、まさに人を相手にする領域(医療)で
あったし、ヒューマンベースドな考え方が求められる。
臨床栄養学は栄養学と違って学術的な側面の他に、その理論を如何に人に対して応用するか
に重点が置かれれる。ここにヒューマンベースドな考え方が求められるのだ。

ヒューマンベースドな考え方とは、その人一人ひとりの人間性や個性を尊重することである。
僕はこの考えの根底には、人の多様性(Diversity)と尊厳(Dignity)を理解し認めることがあると思う。

栄養という分野に進んで学んだことは、このヒューマンベースドな考え方を常に持つことだ。
今僕は、この考え方を社会に応用したい。

今の社会に求められているのは、
人と地球の多様性と尊厳を認めること、それらが尊重される持続可能な社会の実現だろう。
これが僕の考える、ヒューマニティーある社会だ。
その実現の為に新しいOSを開発しなければならない。



最後に。
新しい時代を切り開き、未来を創っていくのは僕らだ。
そして、社会は新しいOSを確実に求めている。
さぁみんなでコードを書き換えよう!
そうすれば新しい未来が見えてくるかもしれない。

「僕の前に道はない、僕の後ろに道は出来る」(高村光太郎)

未来への道を作ろう!

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2010-07-01

合宿!

みなさんお疲れさまです。
石黒です。



合宿よかったね!
都会で毎日同じようなリズム、方向性で生活をおくっていると気づく事が出来ない事に気づけてとても良い感じでした。

自分が特に感じたのは、時間の流れってこんなにゆっくりすぎてゆくんだなあという事。
もちろん良い意味でね。

一日でこんなにたくさんの事をできて、こんなに楽しめて、充実するんだなあという事を再認識出来たのは良かった。
子供の頃って、大人よりも時間を長くとらえる事が出来るというけれど、まさにそんな感じで凄く良かった。




さて、それでは本題。
ミーティングについて。



まずは今回とった「理想から考えて、徐々に現実に近づいていく」という手法(名前忘れたw)、いいですね。
現実から考えて行くとどうしても、思いきった事が出来なくて発想が貧弱になってしまうから。
そして自由に発想したわりには割と現実としてできそうなかたちに自然と落ち着いたのも良かったと思う。多分これって、みんなただただ漠然と未来を妄想しているんじゃなくて、「今はこういう所に問題があるから、次の未来はこうありたい」という意思をもって普段考えていたから、自然と現実世界にも直結しやすいアイデアが多く出たんだと思う。
やっぱりそれぞれなりに何らかの使命感をもって未来をイメージしている事がわかって良かった。


ただ、ちょっともったいなかったのが、やっぱりなかなか具体的なアクションとして結実しにくいという側面があった所。
異ジャンルの集まりだから得るところや刺激も多いが、その分具体的で明確な共通の目標となる物が見いだしにくい所もあって、社会に対してアクションしていくなら、その辺りが重要になるだろうなあと改めて感じました。
良い意味でみんなにとってN-labを利用することがメリットになるようでないと、それぞれ独立的に活動している人達が具体的なアクションとして結束するのは難しいよなあと。


でもその反面、だからこそこの合宿が実現した事が凄い事だとも感じました。
僕はなんもしてませんが(すみません)、動いてくださったみんな、本当にありがとう!!

2010-06-27

いずれにしてもコミュニケーション。

遠藤です。


みんなありがとう。そしておつかれさま。
自分も普段山に住む人間ですが、
改めて、自然のまっただ中に入り込むというのはいいな、と思いました。
ゆったりとすごせました。
虫の鳴き声がいつもと違って、心地よく聴こえたりもした。
や、なんかね、改めて言うのもなんだけど、毎日、忙しすぎなんだよね、みんな!

ところで、本題はMTGですね。
社会の未来像を描いてみる、という試みは、おもしろくもあったし、
ちょっぴりがっかりした部分もありました。
がっかりしたっていうのは、自分の想像力の貧困さです。
自分で考えた内容としては、以下の2点でした。

●完全統率、管理された社会。
犯罪を、未然に防ぐことがいつか可能になるのでは?


●車は浮くようになる。




前者の、管理社会というのは、凶悪化する犯罪の現状をストップするために、
犯罪を事後解決させるのではなく、犯罪を未然に防ぐという考え方に、
移行していくのではないかと思ったのと、
犯罪そのものを全く許さない社会になっていくのではないかと思ったのがあります。
今って、朝テレビをつけると、悪いニュースばっかり流れますよね。
これでもかと、嫌がらせのように、悪い出来事をすりこまれるようで、
私はそれが嫌でテレビを朝つけないのですが、
メディアでそう言う出来事が伝えられる事によって、模倣犯というものができる
きっかけにもなってしまうことがあるのだと思います。
もしまったく、犯罪のニュースがメディアに載らない時代がくるとしたら・・・
それがちょっぴり自分では理想だなと思うのです。
( それはそれでもしかしたらまた何か弊害がでてくるのかもしれないけれど)


後者について。
これは、もう既に開発されてるものだそうです。
私が観た事あるのは、地面からわずか数10cmしか離れないものだったけど、
未来には、地面は歩行者のもの、
空中は車やスクーターの進行路・・・
になる日がくるのではないかと思います。

でも、やっぱり、この2つは、今まで映画やテレビをみて、
得た情報からきてるんですよね。
もっと想像力をはたらかせなきゃいかんな!と、
デザイナーとして思ったえんどうでした。




あと、未来を考える上で思ったのは、
やっぱり人と人とのコミュニケーションが希薄になるのではないかな、と
いう良くない未来。
今でもすでに、人と人の間に、コンピュータが入り込んでる。
それによって、本来のメッセージや情報が正しく伝わらなかったりしてる。

人 <----->コンピュータ<----->人

そのうち、人ってめんどくさがりだから、人と対コンピュータで
コミュニケーションが完結しちゃう日がくるのではないかと思います。

人 <----->コンピュータ

恋愛ゲームとか、もう既にこんなんだったりするけど(苦笑)。
いずれにしろ、やっぱりコミュニケーションですね。
人間て、考え方がどんどん自由に、広がって、複雑化していってる。
だからこそ、人と人が直接、リアルに結びついていくことが求められる。

それにはどうすればいいだろうね。
私も考え中です。
Nlabとしても、そこが今後の課題になってくるんじゃないかな、と私は思うのです。



(えんど)

2010-06-26

つれづれと。






洞爺のゆるりとした空気の余韻にひたりつつ、
梅雨空の東京に戻ってきました。
natsu.です。

campお疲れ様でした!
贅沢な2日間。みんなの貴重な時間、ありがとう!
洞爺は時間の流れがゆっくりで、穏やかで。
良きpower spotでした。
自然に身をまかせすぎて、なんだかいつも以上にぽわーんとしてしまったのだけども。(汗)
ちょっと憧れてたヤマメシも実現出来て嬉しかったよ。Thanks! eri!
みんなで“集まれる時間”って幸せだね*


さてさて。
shimiboファシリテーションお疲れ様でした。
議論の場ではどうしても身近に感じられず、具体的な意見や感想を持てなかった私なのですが。
それって普段、社会に対するちょっとした問題でさえも“漠然と”しか考えていなかったり、
自分には何が出来るだろうって踏み込んで考えてさえいなかったからなのだよね。
でも、ほとんどの人がきっとそうで。
問題提起されることのない世界に暮らしてるというか。。
一般の学生も(大まかにくくると)サラリーマンも主婦もおじいちゃんおばあちゃんも…
なんだかんだみんな日々を生きることに知らず知らずのうちに追われていたり、
テレビから発せられる情報や言葉(単語)だけに踊らされていたり。
(私もそのひとりだけれど)
田舎では特にそうだけれど、受身だよね。
“~してくれないかな。”とか“~すればいいのに。”と言ってしまいがちで。
個人で発信していくには限界はあるだろうけれど、もっともっと問題意識を持つためのきっかけづくりが必要になるのではないかと感じました。
大きな大きな世界の問題ももっともっと共有出来たら、考えるきっかけをつくり続けたら、
みんなが心から笑顔でいられる未来に一歩ずつ近づいていくんじゃないかな、と。

今回のcampの後、そのまま私は地元に帰省したのですが、あまりにも街が静かで、そして暗くて。
ずっと住んでいるときは感じなかったのになんだか帰る度に衰退していく駅前の寂しさになんだか
悲しくなりました。
もちろん北海道だもの。爽やかで空気は良いし、公園もたくさん。
山も海も近い。
でも、人がいない。活気もない。
田舎がどこもそうだとは言わないし、見ていないからわからないけれど、きっとすごくこういう街って多いはず。
そう感じている人も多いはず。

小さな街が元気にならないとこの先の未来も変わっていかないし、世界も変わらないんだよね。結局。
まずは身近な人々の笑顔から。創りたい。


自分たちの住む街(住んできた街)をもっともっと好きになることから、始めたい。
街の新しい価値を見つけていきたい。
そんな提案をし続けていくプロジェクトなんて、何か出来ないでしょうか。
提案→問題提起→住みやすい笑顔あふれる街へのきっかけ


うーん。まだ考えがちょっと甘いのですが。
徒然とごめんなさい。
みなさんはどう感じていますか?






                      
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2010-06-23

「僕らはどんな未来像を創るのか」

まずは、洞爺湖キャンプお疲れさまでした。
僕はカヌーやった直後、内転筋に異常な疲労感を感じたために、歩くのがやっとの状態で帰りました。

さて、ディスカッションのアウトプットが当初想定していたものまでいけなかったということで、かたちは変わってしまいますが、参加メンバーの皆さんにそれぞれまとめ(総括、感想など)をこのブログにアップしてもらいたいと思います。

では始めに、清水から。

自分の進行技術は置いておきまして。
一番の反省点は、やはりサッカーを優先させてしまったことでしょうか。
その点については本当に申し訳なく思っております。

ワガママ言ってすいませんでした。でもありがとう。


内容についてですが、
僕は「目的と手段」ということを常日頃忘れないように心がけています。
その辺の意味も込めて、帰納的に考えることをやってみました。

つまり「目的」である「未来」をより具体的に描いた上で、「手段」に最適なものは何なのかということを挙げたかったのです。

ブレストで未来像を挙げるところまではまぁまぁ良かったと思います。
そこで次に多少時間をかけて絵を完成(より書き込んで)させたかった。

そして完成した未来の絵を見ながら、現在という地点からその的を射るにはどういう問題点があって、どんな解決策があるのかを議論したかったです。

最後の発表も出来れば
「こういう未来にしたいのですが、それにはこんな問題点があるので」という前置きから「何々をする必要があると思います」という風にしてもらいたかったです。

個人的には、
何点かの共通項として、里山の有り様に注目し、何かプロジェクトを興せるのではないかな〜という感触を得ました。
皆さんはどうでしょうか。


とり急ぎ。

2010-06-11

[NLabCAMP2010]NLab MTG619 Plan

[NLab CAMP2010 プログラムB]
NLab MTG: “Think Creativity! Think Action!”
2010,6,19(土) 13:00スタート(予定)@ネイパル洞爺

このプログラムでは、社会の色々な問題をどうやってクリエイティブに解決できるのか?
どのようなアクションができるか?などN Labの可能性を今後さらに発展させるための
ワークショップを行います。


Program Plan:
・みんなを良く知ろう(一人7分間のプレゼンテーション) 90min
 ここでは、参加メンバーによる自己紹介をしてもらいます。
 もう既に良く知ってるはずなのになぜ?と思うかもしれないけど、
 それそれがどんなテーマで活動していて、今後何をしていきたいのか、
 最近考えていることなど、それぞれのホットトピックなど、
 普段あまり話したことないことなどを紹介しましょう。
 (一人当たり7分間のプレゼンお3分間の質疑応答で考えています)
Presentor:
Shoh ISHIGURO、Takanori SHIMIZU、Ayumi ENDO、
Yoshiro SATO、Eri ISHIKAWA、Natsumi KONDO、
Nari Miyoshi、and more


・クリエイティブなアクションってなんだ?(問題提起) 30min
 Presentor:Nari Miyoshi,and more
 ・ローカル&グローバルな新しいクリエイティブ(プロジェクト)ムーブメントの紹介。 
 ・NLabの基本計画案(NLabPLAN2010)の提案と問題(課題)提起。


・身近な問題、課題を話し合おう!(ブレスト&ディスカション)60min
・アクションしよう!(アウトプット) 60min
 Facilitator: Takanori Shimizu
 Facilitation Support: Nari Miyoshi
 Graphic Facilitation: Ayumi Endo

テーマ:「僕らはどんな未来像を創るのか」
1年後、5年後、10年後・・・
僕らはどんな未来に生きているのだろう。いや、生きていたいだろう。
そんなことを考えてみる。それはつまり現状に不満があったり、問題点があるということではないだろうか。
今回は未来の理想像から現在の状況にある問題点を捉え、それをどのように改善していくかについて進めていく。

2010-04-17

N Lab Project PLAN 2010(公開中)

N Lab Project PLAN 2010


N Labの基本的な考え方を公開しています。
このプランはN Labの基本的なステータスとプロジェクトプランを示した基本計画案です。



ビジョン:

すべては人類・地球(社会)のために


多様性の実現(みんなちがってみんないい)




みんなのための実験室 ≒ 社会のための研究室(LABORATORY) ≒ Social Laboratory N

N ≒ 自然数※の集合を表す。
つまり、自然数は限りなく増えていく数であり、それは無限である。
ひとりでも多くの人が他人(社会≒人類・地球)のことを考え、できるところからアクションすることを願っている。
その広がりは無限である。

※自然数(natural number ):1.2.3.4......無限大




ミッション:
Mission


クリエイティブでオープンな(リ)ソースを社会に提供すること
Creativity Open (Re)Source For Public


 横断的で多様な分野で構成される人的、知的、物的なオープン(リ)ソース。
多彩な活動を行っている人たちが集まり、情報を共有したり、それぞれの能力やハードを共有・協働させて社会に役立つアイデアやプロジェクトが生み出されるオープンなプラットフォームを提供します。
例)Think & Shareプロジェクト、Social Laboratory N 


行動する実験(研究)室
Laboratory for Act


 N Labは研究機関ではありません。多様な分野で活動する人々がよりよい社会の実現ために実践的な活動を行います。また、そのような社会のために活動したいと思う人々のための化学反応の場を提供します。
例)Think & Shareプロジェクト、Social Laboratory N 


すべては社会に
Profit For Humanity and Earth


 社会(人類・地球)の益のために思慮深くも創造的に行動します。
N Labはすべての人が社会(人類・地球)に対して、その大きさは違っても責任を負っていると考えています。まず、自らその責任の果たすだけでなく、社会に役立たいと願う人々をサポートし、一人でも多くの人々が人類と地球(社会)を考え、行動できる機会を提供します。
例)20%プロジェクト,SFIs,Think the Haiti


Project & Plan:


Social Laboratory N 
 様々な分野で活動する人たちからなる実践的な実験室(研究室)。各分野の問題、課題、未来像などを横断的にスタディ&アプローチ(調査、研究、提案、実践)し、そこから生まれたアイデアやプランがプロジェクトとして社会に提供するプロジェクト。



分野) 
アート、デザイン(創造性) 

自然・環境(生物自然)


農業・食糧・エネルギー(生きる糧)


テクノロジー(IT)、サイエンス(技術、知識、知恵の進歩)

医療・保健・福祉(生命の保障)

危機(災害、人道危機)

社会教育(学ぶこと)




Think & Share みんなでシェアしよう(仮・・・もっといい名前ないっすか!
 ひとりひとりの持っているアイデア、考えなどを共有していく取り組み。
また、社会の問題・課題に対して提起をおこなう開かれた議論の場の提供することを目指す。


20%プロジェクト(仮

2010-04-16

第3回すかいぷ会議のレポート。4月10日@N Lab

ちょっと遅れての投稿になりますが、先日10日にグラフィックデザイナーの@en330(えんちゃん)をプレゼンターに「こうあってほしいの・〇〇のデザイン」と題して第3回すかいぷ会議をおこないました。
ここに簡単ですがレポートします。

まず、今回はみんなが日頃気になってしかたがないデザイン、もっとこのデザインどうにかならないのなど・・・デザインの気になる点を話し合いながら、デザインの可能性について理解を深めることをテーマにして行われました。


はじめに、@en330(えんちゃん)より企画の趣旨説明があり、続いてみんなから日頃気になってしまうデザインについて発言がありました。


札幌市営地下鉄のステッカー(たぬき?)のデザインってどうなの?

無印商品には互換性がないプロダクトがある。

ロングライフ(サステイナブル:持続可能)でないファッションデザインってどうにかならないの?

家電量販店のカオス的な内装、レイアウトってどうにかならないのか?

傘って進化しないよね、デザインでどうにか進化させられないのか?

傘立てはシステムがおかしい。。。

などなど、時にはデザインの分野を超えた意見が出されました。
続いて、これらの問題、課題をどうやったら解決できるのか意見交換をしました。

ここに、twitterのみんなの発言をまとめてみましたのでご覧ください。




といような訳で、デザインから発展して社会全体の構造、経済、政治の話しまでかなり幅の広い、白熱した議論がされ無事終了しました。


今度は誰がブレゼンターになってくれるのでしょか。楽しみにしたいと思います。
翔くん、しみぼー、よろしくです。

そして、えんちゃんお疲れ様でした。


レポート:みよしなり
※えんちゃんへ何かコメント(感想など)あったら投稿よろしくです。

2010-04-12

N Lab CAMP 2010

N Labでは初となるキャンプ(合宿)を企画中です!
まだ、詳細は未定ですが大まかには以下の内容を予定しています。
大自然の中で身体も心もリフレッシュさせながら、
みんなで話す良い機会になればと思っています。
また、詳細が決まり次第このブログにアップしたいと思います。


詳細情報が決まりましたので下記にお知らせします。

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N Lab CAMP2010 in TOYA

日程: 2010年6月19(土)、20(日)
場所: ネイパル洞爺
参加費: 一人3,000円(宿泊、食事込)※
※参加費について
宿泊費、食費(夕食、朝食)が含まれています。

キャンプのねらい:
洞爺の自然を体いっぱいに楽しむ。
クリエイティビティの可能性と今自分たちに何ができるか考える。

プログラム(企画内容):
①心と身体をリフレッシュできる企画(担当:石川)
自然の中で日常の身体と心の疲れを吹き飛ばしてくれるネイチャーアドベンチャー企画
予定プログラム) 森の中ウォーキング、カヌー体験など
※詳細はスケジュールの欄にあります。

②NLab MTG: Think Creativity! Think Action! (担当:三好)
予定プログラム)
・みんなを良く知ろう(一人7分間のプレゼンテーション)
・クリエイティブなアクションってなんだ!(問題提起、ディスカッション)
・身近な問題、課題を話し合おう!(ブレスト、スタディ、ディスカション)
・アウトプットしよう!(最終発表)

③自由時間
①、②以外は基本フリーです。なにかやってみたい企画などあれば是非提案ください!
持ち込み大歓迎です!


スケジュール:

1日目(6/19):
10:30  洞爺青年の家 到着
11:00  「プログラムA:洞爺の山を探索しよう!」
12:00  青年の家へ戻る、休憩
13:00  「プログラムB:NLab MTG Think Creativity! Think Action!」
17:30  夕食・入浴など

※夕食・入浴後の時間帯でも何かひとつくらい企画できればと思ってます。
企画まで行かなくても何かできればと、、、、これ!やりたい!などあれば
提案ください。


2日目(6/20)
6:30  起床、荷物整理、清掃
7:15  朝の集い
9:00  「プログラムC:洞爺湖でカヌー体験しよう!」
11:00 洞爺青年の家→帰宅

※「A~C」各プログラム詳細は、下記内容となっています。

@「A」
ネイパル洞爺の周辺は小さい山や森が沢山あります。
そこで、森の中でゆっくりとした時間を過ごしていける
ような内容で考えています。
また、事前に昼食を持ち込みし外で食べようと思っています。
@「B」
N-labミーティングの時間です。
なりが担当します。N-LABのこれからについてや
アクションプランをねる時間となっています。
@「C」
予定はカヌー体験をしようと思っています。




====CAMPに関して注意事項====
◆持ち物
□洗面道具
□お風呂道具
□着替え(外で活動出来る格好)
□筆記用具
□昼食

※1日目昼食を持って、小さな山へ登る予定です。(1時間程度)そのため、
野外活動が出来る格好でよろしくお願いします。
※夜は冷え込む可能性があるので、1枚アウターを持ってくると
過ごしやすいと思います。

◆持ち物2(カヌー編)
2日目にカナディアンカヌーを使ってゆっくりと河辺で野外活動
していきたいと思っています。上記持ち物に付け加えて持ってきて下さい。
□タオル
□着替え(水着+短パンorジャージ)
□濡れても良い靴(ビーチサンダルなどはNG。スポーツサンダルが◎)

◆集合時間と集合場所
6月19日(土) AM8:00
YOSHIRO宅


※上記に関して、何か不明な点がありましたら
石川まで連絡下さい。


=========================

このCAMPに関する問い合わせ。
ネイチャー企画など→石川(eri.i0731[at]gmail.com)
全体のこと、NLabMTG→三好(nari.miyoshi[at])gmail.com)

企画の内容(なにをどうやるのか)などは、追って詳しくお知らせしたと思います。
参加してくれるメンバーは出欠の返信をML(team-n-lab@googlegroups.com)宛、
又はnari.miyoshi@gmail.comまでお願いします。

2010-04-05

カルチャーショック in インド 宗教編

「あなたは何の宗教を振興していますか?」



こういった質問は、外国を旅行したことのあるヒトなら、

だいたい必ず経験あるんじゃないかなと思います。

私自身、そんなに海外経験豊富というわけではないですが、

こういう会話は、実際、定番なのだそうです。


海を越えた向こうの世界では、どんな宗教や考え方が広まっているのか。

外国のヒトたちにとってはかなり気になるところなのでしょう。


(日本人だったら、外国人にはよく「日本の食べ物は何が好きか」とか、

 そんなことを聞くけど、それを考えると、着眼点が大きく違うなって

 つくづく思いますね。)


そこで、「私は宗教を信じていませんが?」って つんけんと答え、

OH NO! 信じられない!」という顔をされた日本人旅行者って

きっと多いんだろうなと思います。



どうしてそんなに驚かれるのか、はじめは、その驚きように逆にこちらが驚きましたが、

一週間インドに滞在するうちに、少し分かりかけたことがあります。



まず、インドでは、あまりにも宗教が身近な存在だということ。

泊まったホテルでは、朝必ず館内全てに、お経が流れてました。

そこで流れるものは、お経と一口に言っても、日本の仏教とは大きく違うんです。

リズムに乗ってて、雰囲気がすごくあかるいんですよね。普通のインドPOPSのような。

エレベーターにまで流れていたのを聞いたとき、

ああ、なるほど、インドの人たちにとっては宗教はこういうものなのだな

と すぅっと理解したことを覚えています。


お寺の見学にも行きました。

そこでは、大人にくっついて、2歳3歳くらいのちっちゃな子どもまで

礼拝にくるんです。すごくキャッキャはしゃぎながら。

「この子は、日曜日になると、必ず『お寺行きたい!行きたい!』と

 はしゃぐのですよ 私以上にお寺が好きなようだ」と、

微笑みながら付き添いのおじいさんが語ってました。

冬のお寺でもこんなにはしゃぐとは、よっぽど好きなんだなと思いました。

(お寺では裸足にならなきゃいけないからすごく寒いのに・・・)


私たちのツアーガイドをつとめてくれたスィングさんというインド人も、

平日仕事のある日でも毎朝3時に起きてお祈りをすると言っていました。


要するに、「ゆりかごから墓場まで」じゃないけれど、

物心つくかつかないかくらいの小さな子どもの時から、ほぼ毎日、そして常時、

神様の存在を感じ、崇めているわけです。

私たちが普通に服を着ているように、彼らは心に宗教をまとっているんだなあと思いました。



なるほど、だとすると、

「神を信じない」だなんて軽々しく言っちゃうとショックを与えるというのも

頷けますね。ある意味、神の存在の否定 みたいに受け取っちゃうヒトもいるのかもしれない。


うーん ちょっと悪いことしたかな とは思います。これまでそう答えちゃったことに。


でも、そう考えるものの、

「あなたはどんな宗教は信じますか」 

この問いには、日本人はやっぱり今後も、正直に答えるしかないんでしょうね。


ちょっときまずいですが、仕方がない。



(えん)

2010-04-04

N Lab 基本計画(草案)


これまでN Labはあえて方向性を決めないという選択をとっていた。それは、できるだけ個人(メンバー)の独立性を尊重しながら、皆が協働する機会を多く生み出したいと考えてきたからだ。特定の分野にこだわらず、多様な仲間が互いを刺激し合い化学反応する場として、そして社会に開かれたオープンな人的、知的、物的プラットフォームとして機能することを目指してきた。

現在もその目的は変わっていない。


しかし、組織(システム)として社会で機能できるかということを考えてみたとき、今の状態では少し問題があると感じている。それは、基本的なステートメント(ビジョン、ミッション、プラン)がはっきりしていないことにある。つまり、N Labが今後どこに向かうのかという方向性(方針)の問題がある。

僕は、皆が自主的に動くためには、それなりのステートメントとコミットする上でのモチベーションが必要だと考えた。そこで、ここに僕が考えるN Labの未来像(目指すべきこと)と基本計画を提案したいと思う。
これを叩き台におおきに議論して欲しい。


※この草案計画はまだ未完成です。今後、みんなの意見などを踏まえて修正していきたいと考えています。

上を読んでコメントやフィードバックをして欲しい。
このブログでもいいし、MLに投げてくれてもいい。※
※なるべくみんなに意見が共有されているなら大丈夫です。




2010-03-28

あたらしい会議の名前を募集します。(続編!)


現在、N Labではスカイプ会議にかわる"あたらしい会議の名前"も募集している。
今回は、これまでに応募があったネーミングの紹介をしたい。
まだの人は是非これらの提案を参考に創造的なネーミングを考えて応募してみて欲しい。




上の提案を参考にまだの人は下のフォームから応募して欲しい。
応募の基準など詳しいことはこちらの記事を参考に。

※応募の締め切りは31日です。みんなからの応募(提案)が少ない場合は期間延長も考えていますが、
4月8日(次回のスカイプ会議の前)までには決めたいと思います。協力よろしくです。




以下、応募フォーム






以上。

何か不明な点、意見などがあればN Labのメーリングリストにポストするか、
このブログにコメントをして頂けると助かります。
よろしく。





2010-03-27

どっちが使い易い?(投票編)

先日、N Labで使っていくブログの使いやすさを試して欲しいというお願いをした。
まで試していない人はこちらの記事を一読して欲しい。

さて、もう見比べてくれた人にはどちらが使いやすかったか(使いやすそうか)を教えてもらいたい。
そこで、下に簡単な投票フォームを作ってみた。アンケート気分で回答してくれると嬉しい。
回答結果はすぐにリアルタイムに見れるようにしている。
回答期限については、今のところは「あたらしい会議の名前の募集」と同時にしたいと考えている。
※ちなみに「あたらしい会議の名前の募集」期限は3月31日です。!まだの人よろしくです。
今のところSHOHくんとえんちゃんが回答してくれています。


以上、よろしく。








大学で書いたレポート。。。が出てきた。

僕も一応、大学というところに行ってました。ドロップアウトしちゃったけど・・・。
どうやらアカデミックなところには収まりきらないみたいです。
でも、ちゃんと?レポートとか書いてたみたいです。
ドキュメントをあさったら出てきたので載せてみます。

まともなこと言ってるように見えますが戯言です。


以下、転載。


「ローカルコミュニティーにおける保健医療福祉のありかたを学ぶ」

ローカルコミュニティー。
これはどんな国にも都市にも町にも存在している。
そこに人が住んでいるなら構成されずはずの一つの集まり、社会の体系を指す言葉である。
これらのコミュニティーには、そこに集う人々の関係において医療、福祉、公衆衛生などの
社会保障的なかかわりや教育、文化、芸術、伝統などの人を築き繋げる役割、消費や生産の
ように需要と供給の関係によって成り立つシステムなどが存在している。

これはいつの時代も、誰かによって構築されなくとも自然と造られて来たコミュニティーにおけるシステムであろう。
人々は誰かに言われるまでも無く、互いに連携し、良く協力し合うものだ。
その場の環境がそうさせる場合もあるが、人間は本来コミュニティーという相互の関係の中で成長し
成熟し生命を営むというサイクルを繰り返してきているからだろう。
必然的に相互の関係は生じるのである。連携ということを考えてみても、それは、ごく自然に
行われて来た人々のコミュニケーションの一つであると考えることが出来るかもしれない。

コミュニティーの中では、自然のうちに、つまり何らかの情報共有のシステムが構築されて
いなくても情報がお互いに共有されている。特に、日本の様な調和を意識する国民性においては、
隣り近所の情報は常に共有されている。現在は、その傾向が薄れつつあるというが学校や職場に
おいても、周りを意識する傾向は和を示す一つの要素と言えるだろう。
これが自分の行動にとって、そして社会にとってその成長と発展を促すものになるかどうかは別だが、
周囲を意識しながら行動することは、和、調和を保つ上で重要なことなのかもしれない。

しかし、なぜこの和、調和、そこから発展して連携というものが保健医療福祉において重要であると言われるのであろうか。
そして、これらは保健医療福祉にとってとりわけ重要なことなのであろうか。
前置きが長くなったが、これらのことについて少し考えてみたい。

自身が感じるには、特に自分の栄養という領域でもあることだが、連携と言いながら何も
連携できていないように感じる。実際に社会に出て仕事をしたわけでは無いが、授業や実習を
やっていて常に感じることは、自分で考え、その考えによって行動することが少ない。
ただ決められたことをその通りにこなす。授業や実習を受動的にこなす。これは、アカデミックの
精神が無いということで解決してしまう方法もあるが、それだけでは片付けることの出来ない
問題のように思うのだ。

何故か。考える力がない。発想する力がない。想像力がない。これは、物事を行う上で
必要となる基礎的な能力が無いのと同じことである。特に、保健、医療、福祉これらの分野は
今後大きく発展しなければ若しくは大きく方向転換を求められる時期が来ることだろう。
その新たな方向性を導き出すのが今、この大学で学んでいる学生たちに課せられている大きな責任だろう。
そうなったとき、従来の方法でしか物事を行えない。つまり、同じことを繰り返す。決められた事を
効率的に行う事において、高い能力を持っていた人でも、これらを大きく発展させる転換させる発想は
生まれる事はないであろう。それらの人には、発想する、想像する。そして自ら行動するという能力が
ないか、若しくは衰退している状態にあるからである。連携とは、自分自身で物事を進んで考え、
新たな発想、創造、能動的に行動する過程の中で生まれてくるものであると確信している。
ただ言われているから、規則だから、ルールだから、そうゆうやり方が方法が確立されているからやる。
これでは何の意味もない。そして、そのような考えでの連携は本当の連携とは言えない。
連携とは一種の繋がりであって、個と個が線によって結ばれるものである。個(自分)、個(他人)が
線という目に見えない引力によって引き合わされる中で生まれる。これがつながりだろう。
個は個でしっかり存在し。また、引き合った個もそれを打ち消しあってはいない。逆に合わさることで、
繋がることで。広がりを見せることも、長さをまして成長することも出来る。それによってより多角的に
物事を見たり、もっと大きな視点で物事を見ることもできるし、見るだけでなく行動するときも
その行動範囲を広げる力となる。

連携に置いて一番大切なことは、繋がること。個を個としてみること。
もしかするとこんなにも単純なことなことなのかもしれない。でも実践するのは中々難しいだろう。
どこから実践していいかわからない。これが現実にあるからだ。
連携を実践しましょう。なんていわれても「何処で」って聞き返したくなる。就職してからとか
何か学んだ知識や技術を使う時が来たらと言うのが一般的な答えかもしれない。でもそれからでは、
いきなり連携しろって言われても連携が出来るわけが無い。今まで連携の概念は知っていても、
実際に連携することを経験していないからである。つまり、繋がり、行動することを経験していないから
できるはずが無い。

じゃいつ経験するのか?

答えは今だ。
この大学生活という最高の時間の中で実践すべきだ。

つまり、学んだことを知識だけでなく活用する。これによって人はその事柄への理解をより一層深め、
自己に浸透させることができるからだ。連携する力は、繋がる力、考える力、発想するちから、創造する力、
そして行動する力だろう。本当の意味での連携はこの身近なところつまりコミュニティーにある。
この町に来た大学生として、そして時間という最高の贈り物を与えられた一人として、
無駄に過ごすことがないようにしたい。

地域における保健医療福祉の連携のあり方も自分たちが今、この地で何をするかによって
今後の方向性が大きく決まってくるのかもしれない。新たな概念が生まれたり、新たなプロジェクトや
ビジネスのあり方が生まれるかもしれない。どちらにしろそれは、今の僕たちが、与えられた時間を
どの様に使うかにかかっている。この町に来た意義、そして僕らがこの大学に来ている意義を考えた時、
ここから行動を起こす必要性を強く感じた。


以上。


とまぁこんな事を書いておきながら肝心な提出期限を守らないという愚行を繰り返した本人であった。
それどころか学校いかなくなるという本末転倒な人生を選んだわけである。(苦笑

2010-03-26

感受性の純粋性について (過去のmixiの日記より)

(日記を載せる実験として、自分の過去のmixiの日記をあげたいと思います。)



感受性の純粋性というものがある。


こんな話がある。

あるセラピストの体験談を読んだことがあるのだが、その人いわく、彼がセミナーで「潜在意識」とかの話をして、講義が終わったあとにそのセラ ピストに近づいてきて

「要するに先程の話は「共感覚」のことですよね?」とか

「先程話されていた話しは「バックトラッキング」とどうちがうのですか?」

などといった質問を投げかけるお客さんが必ずひとりはいるらしい。

それはどこにでもある風景ではあるが、でもそのセラピスト曰く、中には質問に見せかけて「自分のほうがよく知っている」というアピールをした くてあえてそういった専門用語を使って話してくる人もいるようなのだ。

実際のところ、その質問(にみせかけたアピール)をした人はそのセラピストにも負けずおとらない知識を持っているかもしれないが、そういう人 に限って実際の生活の中でセミナーの内容が生かされないという。

それは、知識が豊富であるが故にせっかく大金を払って聞いた話を「すでに自分が知っている何か」に置き換えて「要するにこういう事でしょう」 というふうにとらえてしまい、せっかくの学びの機会を単なる「すでに知っていた知識を確認するためだけの場」にしてしまっているということだ。

過去に学んだ自分の知識や経験に照らし合わせて、それに合致するものがあったらその時点で「考える事をやめてしまう」のだ。

ちなみに逆に心理学とかそういった知識が全くない人ほど、セラピストの話を一生懸命聞くし、なにか今まであった別の概念に置き換えて理解する ようなことはしないので、そこで学んだ内容がその人自身のものになる確率が高いらしい。



ここで言えることは、知識が乏しい方が「今、この瞬間」をリアルに感じることが出来るということだ。



僕自身も数ヶ月前にそのことは身を持って体感した。

ニューヨークへ行った時だ。

友人の家に泊まらせもらってはいたが友人も多忙な日々を送っていたので、基本的には自分ひとりで街をうろついていたのだが、今考えてみたらあ の時の感受性の発揮の仕方といったら異常だった。

でもそれだけ感覚が開くのも当たり前だ。

だって、言葉通じない。道分からない。人が違う。本当に物乞いがいる。ゲイがいる。…てな感じで実際にその場所で行ってみたら、初体験ばっか りで、たよるべき知識とかそんなのほとんどなかったに等しいから。

もうアンテナが自動的にビンビンになっていた。

でも、そのおかげであの18日間は僕にとってひとつのターニングポイントと言っても過言ではないだろうと言えるくらい色々な事を感じて、色々 な考え方をできるようになった。




とまあこんな感じで、知識や経験が乏しい方が「今、この瞬間」をリアルに感じることが出来るというのは、僕は芸術分野でも言えることだと思う のだ。


実はそれは以前行った個展の作品を見る人の傾向を見てわかってきた。


今回の個展でだしている作品は、前回別のグループ展に出した作品と基本的な機構は同じ作品なのだが、その2回の展覧会を通してみてみると結構 幅広い人が観に来てくれている。

4歳くらいの子ども見てくれたし、まったくアートとかわかんないおじさんや、アート大好きなおばさま、昔の前衛的なアート界で活躍していたよ うな人まで観に来てくださっている。


ちなみに僕が今回出している作品は、水面に水滴が落ちてくる装置を作って、その水滴が落ちて生じる波紋が広がる様子が壁に映っているゆったり としたヒーリング系(?)な映像に直接影響を与えるというものだ。結構幻想的なイメージ。

お客さんに感想を聞いても、98%くらいの確率で「幻想的で楽しい」とか「時間を忘れて長く見てしまう」とかとかそういう感想が帰ってくる。

小さい子供だろうが、おばあさんだろうが、そういった感想は言葉は違えどほとんど変わらない。

アート作品って結構見る人によってばらばらな印象だけど、今回の作品はターゲットの幅が広く、もたれる印象にばらつきがかなり少ない作品のよ うだ。



ここで面白いのは、全員とは言わないが極稀にいるアートに深く精通していている人に限って、そういう見方をできないことが多いということだ。

「こういう作品はすでに何十年も前のアーティストの誰々がやっていてね、、、うんぬんかんぬん」

というふうに、「今」その作品をみて何かを感じることより、過去に学んだ自分の知識や経験に照らし合わせて、それに合致するものがあったらそ の時点で「感じる事をやめてしまっている」のだ。

アートを見る目が「何かを感じるため」ではなく「批評するため」に変換されてしまったために、逆にその作品の本質を捉えることができなくなっ てしまっている。

おそらくはその方も最初にアートを始めたときは、当時の前衛的な作品をみて大きな衝撃と感動を与えられて始めたのだと思う。何かを「感じた」 から始めたはずだ。

だが、知識や経験がついて行くうちに、「感じる」より先に理論で全てを理解したつもりになってしまっているのだとおもうのだ。そうやって作品 に対する感受性が鈍っていく。



最初に見た時のなんの隔たりもない純粋な感受性というものが、その道に精通すればするほどなくなっていく場合がある。

その道に精通した人間が好きなものが、一般人には全く理解できないものであったりするという事もよくあることだ。

挙句の果てに、人を感動させるためのものが、自分ひとりを感動させるものに成り果ててしまっているケースも有る。



デザイナー業界は全体としてそういう事を敵と見なす傾向は割と強いと思うけど、芸術の場合は見方が多様化しすぎていて、たしかにそれをどう捉 えるかは人それぞれだとは思うが、もともと単純明快なはずの「良い作品」の定義をゆがめすぎるのもどうかと思う今日この頃です。

道を極めて行くことは素晴らしいことだと思うし、脈々と受け継がれ歴史が深まっているからこそ醸し出せる密度のある雰囲気とか、一般の人が無 意識のうちに認識していて直接的にはなかなかわからない歴史ある作品の厚みとか、そういうのは間違いなくある。

論理的な思考も必要ですし、批評をうけることでアーティストがのびるのは事実で、そういう意見を聞いてありがたかったのは確かなのですが、批 評する側もアーティストと一緒で、論理的でマニアックな視点だけではなくそういった「感受性の純粋性(初心ともいえるかもしれない)」を保ちながら批評を おこなうべきだと思っています。



Visual Creator

石黒翔




参考文献:http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%BF%83%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%A4%96%E3%81%97%E6%96%B9%EF%BD%9E%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%A8%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AB%E5%8A%B9%E3%81%8F7%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%BF%83%E7%90%86%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%94%E3%83%BC%EF%BD%9E-%E7%9F%B3%E4%BA%95-%E8%A3%95%E4%B9%8B/dp/4894512440

2010-03-25

どっちが使い易い?

今、N Labではメンバーブログを試している。
このBloggerはてなにそれぞれブログを開設してどっちが使い易いのか試しに使ってみている。

そこで、メンバーにもぜひその使いやすさを試してもらいたい。
MLにも書いたがそれぞれのブログの特徴をここに書きたい。

グーグルのブログで世間にブログを広めた先駆け的なブログツールだ。
非常にシンプルなインターフェースで基本的な機能は充実している。
最も便利なのは拡張性に飛んでいる。外部の様々なウィジェットなどを
埋め込むことも可能だ。
さらに、みんなのGoogleアカウントで気軽にログインでき、記事を投稿
できる仕組みだ。
※メンバーはすでに送っている「投稿者への招待」メールを承認すれば
今すぐに投稿が可能。


日本のグーグル。シンプルで機能性にとんだインターフェースが特徴。
日本人には使い易いブログかもしれない。また、他のはてなサービスとも
連動しているのではてなユーザーには使い易い。
ただし、メンバーはN Labのアカウントを入れないと入れない。


以上が主な特徴になるけど、まずは一度使ってみて欲しい。
それから感想を聞かせて欲しい。
その上でみんなが使い易いと思う方を採用したいと思う。



以上、フィードバックよろしくです。

2010-03-21

N Lab Tweet Tweet!! みんなのつぶやきを見よう!

はてなには埋め込めなかったのでこっちに入れてみました。
右のサイドバーをみてもらえるとわかります。

ただし、このブログがあまり使わないつもりなので・・・。
こゆーのも出来るんだなぁ~と参考までに。

2010-02-24

てすとてすと