2010-06-27

いずれにしてもコミュニケーション。

遠藤です。


みんなありがとう。そしておつかれさま。
自分も普段山に住む人間ですが、
改めて、自然のまっただ中に入り込むというのはいいな、と思いました。
ゆったりとすごせました。
虫の鳴き声がいつもと違って、心地よく聴こえたりもした。
や、なんかね、改めて言うのもなんだけど、毎日、忙しすぎなんだよね、みんな!

ところで、本題はMTGですね。
社会の未来像を描いてみる、という試みは、おもしろくもあったし、
ちょっぴりがっかりした部分もありました。
がっかりしたっていうのは、自分の想像力の貧困さです。
自分で考えた内容としては、以下の2点でした。

●完全統率、管理された社会。
犯罪を、未然に防ぐことがいつか可能になるのでは?


●車は浮くようになる。




前者の、管理社会というのは、凶悪化する犯罪の現状をストップするために、
犯罪を事後解決させるのではなく、犯罪を未然に防ぐという考え方に、
移行していくのではないかと思ったのと、
犯罪そのものを全く許さない社会になっていくのではないかと思ったのがあります。
今って、朝テレビをつけると、悪いニュースばっかり流れますよね。
これでもかと、嫌がらせのように、悪い出来事をすりこまれるようで、
私はそれが嫌でテレビを朝つけないのですが、
メディアでそう言う出来事が伝えられる事によって、模倣犯というものができる
きっかけにもなってしまうことがあるのだと思います。
もしまったく、犯罪のニュースがメディアに載らない時代がくるとしたら・・・
それがちょっぴり自分では理想だなと思うのです。
( それはそれでもしかしたらまた何か弊害がでてくるのかもしれないけれど)


後者について。
これは、もう既に開発されてるものだそうです。
私が観た事あるのは、地面からわずか数10cmしか離れないものだったけど、
未来には、地面は歩行者のもの、
空中は車やスクーターの進行路・・・
になる日がくるのではないかと思います。

でも、やっぱり、この2つは、今まで映画やテレビをみて、
得た情報からきてるんですよね。
もっと想像力をはたらかせなきゃいかんな!と、
デザイナーとして思ったえんどうでした。




あと、未来を考える上で思ったのは、
やっぱり人と人とのコミュニケーションが希薄になるのではないかな、と
いう良くない未来。
今でもすでに、人と人の間に、コンピュータが入り込んでる。
それによって、本来のメッセージや情報が正しく伝わらなかったりしてる。

人 <----->コンピュータ<----->人

そのうち、人ってめんどくさがりだから、人と対コンピュータで
コミュニケーションが完結しちゃう日がくるのではないかと思います。

人 <----->コンピュータ

恋愛ゲームとか、もう既にこんなんだったりするけど(苦笑)。
いずれにしろ、やっぱりコミュニケーションですね。
人間て、考え方がどんどん自由に、広がって、複雑化していってる。
だからこそ、人と人が直接、リアルに結びついていくことが求められる。

それにはどうすればいいだろうね。
私も考え中です。
Nlabとしても、そこが今後の課題になってくるんじゃないかな、と私は思うのです。



(えんど)

2010-06-26

つれづれと。






洞爺のゆるりとした空気の余韻にひたりつつ、
梅雨空の東京に戻ってきました。
natsu.です。

campお疲れ様でした!
贅沢な2日間。みんなの貴重な時間、ありがとう!
洞爺は時間の流れがゆっくりで、穏やかで。
良きpower spotでした。
自然に身をまかせすぎて、なんだかいつも以上にぽわーんとしてしまったのだけども。(汗)
ちょっと憧れてたヤマメシも実現出来て嬉しかったよ。Thanks! eri!
みんなで“集まれる時間”って幸せだね*


さてさて。
shimiboファシリテーションお疲れ様でした。
議論の場ではどうしても身近に感じられず、具体的な意見や感想を持てなかった私なのですが。
それって普段、社会に対するちょっとした問題でさえも“漠然と”しか考えていなかったり、
自分には何が出来るだろうって踏み込んで考えてさえいなかったからなのだよね。
でも、ほとんどの人がきっとそうで。
問題提起されることのない世界に暮らしてるというか。。
一般の学生も(大まかにくくると)サラリーマンも主婦もおじいちゃんおばあちゃんも…
なんだかんだみんな日々を生きることに知らず知らずのうちに追われていたり、
テレビから発せられる情報や言葉(単語)だけに踊らされていたり。
(私もそのひとりだけれど)
田舎では特にそうだけれど、受身だよね。
“~してくれないかな。”とか“~すればいいのに。”と言ってしまいがちで。
個人で発信していくには限界はあるだろうけれど、もっともっと問題意識を持つためのきっかけづくりが必要になるのではないかと感じました。
大きな大きな世界の問題ももっともっと共有出来たら、考えるきっかけをつくり続けたら、
みんなが心から笑顔でいられる未来に一歩ずつ近づいていくんじゃないかな、と。

今回のcampの後、そのまま私は地元に帰省したのですが、あまりにも街が静かで、そして暗くて。
ずっと住んでいるときは感じなかったのになんだか帰る度に衰退していく駅前の寂しさになんだか
悲しくなりました。
もちろん北海道だもの。爽やかで空気は良いし、公園もたくさん。
山も海も近い。
でも、人がいない。活気もない。
田舎がどこもそうだとは言わないし、見ていないからわからないけれど、きっとすごくこういう街って多いはず。
そう感じている人も多いはず。

小さな街が元気にならないとこの先の未来も変わっていかないし、世界も変わらないんだよね。結局。
まずは身近な人々の笑顔から。創りたい。


自分たちの住む街(住んできた街)をもっともっと好きになることから、始めたい。
街の新しい価値を見つけていきたい。
そんな提案をし続けていくプロジェクトなんて、何か出来ないでしょうか。
提案→問題提起→住みやすい笑顔あふれる街へのきっかけ


うーん。まだ考えがちょっと甘いのですが。
徒然とごめんなさい。
みなさんはどう感じていますか?






                      
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2010-06-23

「僕らはどんな未来像を創るのか」

まずは、洞爺湖キャンプお疲れさまでした。
僕はカヌーやった直後、内転筋に異常な疲労感を感じたために、歩くのがやっとの状態で帰りました。

さて、ディスカッションのアウトプットが当初想定していたものまでいけなかったということで、かたちは変わってしまいますが、参加メンバーの皆さんにそれぞれまとめ(総括、感想など)をこのブログにアップしてもらいたいと思います。

では始めに、清水から。

自分の進行技術は置いておきまして。
一番の反省点は、やはりサッカーを優先させてしまったことでしょうか。
その点については本当に申し訳なく思っております。

ワガママ言ってすいませんでした。でもありがとう。


内容についてですが、
僕は「目的と手段」ということを常日頃忘れないように心がけています。
その辺の意味も込めて、帰納的に考えることをやってみました。

つまり「目的」である「未来」をより具体的に描いた上で、「手段」に最適なものは何なのかということを挙げたかったのです。

ブレストで未来像を挙げるところまではまぁまぁ良かったと思います。
そこで次に多少時間をかけて絵を完成(より書き込んで)させたかった。

そして完成した未来の絵を見ながら、現在という地点からその的を射るにはどういう問題点があって、どんな解決策があるのかを議論したかったです。

最後の発表も出来れば
「こういう未来にしたいのですが、それにはこんな問題点があるので」という前置きから「何々をする必要があると思います」という風にしてもらいたかったです。

個人的には、
何点かの共通項として、里山の有り様に注目し、何かプロジェクトを興せるのではないかな〜という感触を得ました。
皆さんはどうでしょうか。


とり急ぎ。

2010-06-11

[NLabCAMP2010]NLab MTG619 Plan

[NLab CAMP2010 プログラムB]
NLab MTG: “Think Creativity! Think Action!”
2010,6,19(土) 13:00スタート(予定)@ネイパル洞爺

このプログラムでは、社会の色々な問題をどうやってクリエイティブに解決できるのか?
どのようなアクションができるか?などN Labの可能性を今後さらに発展させるための
ワークショップを行います。


Program Plan:
・みんなを良く知ろう(一人7分間のプレゼンテーション) 90min
 ここでは、参加メンバーによる自己紹介をしてもらいます。
 もう既に良く知ってるはずなのになぜ?と思うかもしれないけど、
 それそれがどんなテーマで活動していて、今後何をしていきたいのか、
 最近考えていることなど、それぞれのホットトピックなど、
 普段あまり話したことないことなどを紹介しましょう。
 (一人当たり7分間のプレゼンお3分間の質疑応答で考えています)
Presentor:
Shoh ISHIGURO、Takanori SHIMIZU、Ayumi ENDO、
Yoshiro SATO、Eri ISHIKAWA、Natsumi KONDO、
Nari Miyoshi、and more


・クリエイティブなアクションってなんだ?(問題提起) 30min
 Presentor:Nari Miyoshi,and more
 ・ローカル&グローバルな新しいクリエイティブ(プロジェクト)ムーブメントの紹介。 
 ・NLabの基本計画案(NLabPLAN2010)の提案と問題(課題)提起。


・身近な問題、課題を話し合おう!(ブレスト&ディスカション)60min
・アクションしよう!(アウトプット) 60min
 Facilitator: Takanori Shimizu
 Facilitation Support: Nari Miyoshi
 Graphic Facilitation: Ayumi Endo

テーマ:「僕らはどんな未来像を創るのか」
1年後、5年後、10年後・・・
僕らはどんな未来に生きているのだろう。いや、生きていたいだろう。
そんなことを考えてみる。それはつまり現状に不満があったり、問題点があるということではないだろうか。
今回は未来の理想像から現在の状況にある問題点を捉え、それをどのように改善していくかについて進めていく。